Webサイトが検索エンジンで上位表示されるように施策を行うことをSEOと言います。

上位表示できれば自然検索からのアクセス数を増やせる仕組みです。

Google爆弾は、SEOの手法として知られています。

検索結果を操作するテクニックとなりますが、Googleのガイドラインに違反する行為です。

今回は、そんなGoogle爆弾について対策方法を含めて解説していきます。

 

Google爆弾とは

Google爆弾は、検索エンジンの結果を意図的に操作する行為を指します。

特定の単語で検索をした時に、特定のWebサイトが上位表示されるよう、大量のリンクを貼ることで検索結果を操作していく仕組みで、リンク爆弾とも呼ばれています。

Googleは、Webサイトのリンクとそのリンクに貼られているテキストを関連付けて検索結果のランキングに影響を与えています。

その仕組みを悪用して取り入れられたのがGoogle爆弾です。

 

Google爆弾の仕組み

Google爆弾の詳しい仕組みを解説していきましょう。

①ターゲットフレーズの決定

攻撃を仕掛ける個人やグループによって検索エンジンの検索結果において、操作したい特定の単語を決めます。

②バックリンク生成

特定のWebサイトに対して大量のバックリンクを作成していきます。

これらは、アンカーテキストとしてターゲットフレーズを使用します。

③リンクの拡散

リンクをWebサイトやブログなど、様々なものに貼って拡散していきます。

④Google爆弾の発動

検索エンジンがバックリンクのアンカーテキストを、ターゲットフレーズとコンテンツとの関連性を示すものだとして解釈します。

その結果、ターゲットとなったWebサイトは、選択されたフレーズによって上位表示されるようになり、予想外の検索結果につながります。

 

Google爆弾の事例

Google爆弾の始まりは1999年です。

「more evil than Satan himself(サタンよりも邪悪)」という検索結果でMicrosoftのWebサイトがSERPのトップに表示されました。

2003年には、「miserable failure(惨めな失敗)」という単語を検索すると、ホワイトハウスのWebサイトにおいて、当時大統領を務めていたブッシュ大統領の伝記が表示されたのです。

多数のブログやフォーラムからmiserable failureをWebサイトにリンクさせることで実行されたと言います。

2004年に行われたアメリカの大統領選においては、保守派グループが「waffles」という単語で検索をかけると、ジョン・ケリー氏がWebサイトのトップに表示されるようGoogle爆弾を仕掛けた事例があります。

 

 

Google爆弾の対策方法

ここからは、Google爆弾の対策方法を解説していきます。

Googleが発表した対策、自分でできる対策をそれぞれご紹介していきます。

 

Googleによる対策

Googleは当時、Google爆弾や検索結果の操作は歓迎しない考えでしたが、防ぐために手を加えることもしない姿勢を貫いていました。

しかし、多くのユーザーから苦情が来たため、2007年にGoogle爆弾対策を打ち出すことを発表したのです。

リンク分析アルゴリズムの改良によって、Google爆弾の手法が行われた時のランキングに対する影響を抑え込んでいます。

また、質の低い被リンクの評価をしないことやペナルティを与えるなどして検索結果の正確性を保つようにしています。

 

リンク否認ツールの活用

自分でできるGoogle爆弾の対策としてはリンク否認が挙げられます。

低品質なサイトからの被リンクを拒否することをリンク否認と言い、ツールを活用することでサイトに対する不自然なリンクを検出してくれます。

ツールが検出した被リンクのドメインやURLをテキストファイルに記載し、否認リストを作成し、リンク否認ツールでアップロードすることでGoogleに対して被リンクを無効化してもらうよう申請する仕組みです。

Googleでは、アルゴリズムによって低品質なリンクは無視されるので評価の対象外となります。

しかし、Googleアルゴリズムも完璧ではないため、時には低品質なリンクが評価対象になってしまうケースもあります。

評価対象になってしまい低品質なリンクがカウントされれば、Googleから評価されにくくなってしまうので検索順位のダウンにつながります。

しかし、リンク否認ツールを活用すればGoogleのアルゴリズムが見落とした低品質なリンクを炙り出すことが期待できるので、SEO対策のためにも活用を検討してみてください。

 

 

被リンクについて

Google爆弾はWebサイトを意図しない形で検索結果に上位表示させるよう攻撃されることを指します。

万が一、被害に遭えばユーザーにネガティブな印象を植え付ける危険性があるので注意しなければいけません。

ここからは、反対にユーザーに役立つサイトだと評価されるためにも重要なSEO対策の被リンクの獲得方法について解説していきます。

 

被リンクとは

そもそも被リンクについて深く知らない方もいるはずです。

被リンクとは他のサイトから自分のサイトにリンクが設定されていることを言います。

外部リンクやバックリンクとも呼ばれ、多く獲得すればするほど、ユーザーに役立つサイトだと評価されるので、SEO対策においては重要な要素の1つです。

例えば、ブログであるコンテンツを紹介した場合、コンテンツを紹介したサイトの被リンクが1つ増えます。

こうした状態が積み重なっていくことで、良質なコンテンツが増えていくのでSEOの評価が高まる仕組みです。

被リンクは、Googleが公式にSEOの評価項目として認めています。

そのため、SEO対策をするうえでは被リンクの獲得が重要なポイントです。

上位表示を目指すためにも被リンクを増やしていきましょう。

 

被リンクは「質」が重要

被リンクといっても何でも良いわけではありません。

多ければ問題ないと考える方もいますが、「質」が重要となります。

良質な被リンクとは

SEOの評価アップが見込める被リンクが良質な被リンクです。

自サイトと近い情報を配信しているWebサイトや月間PV数やドメインパワーが強いサイトからのリンクが当てはまります。

ユーザーに役立つコンテンツを定期的に投稿し、評価を上げることで良質な被リンクを増やすことにつながります。

サイトの評価がアップすれば、自然と被リンクされる確率も高まるはずです。

質の低い被リンクとは

自作自演で設置したリンクや公序良俗に反しているサイトからのリンクなどが質の低い被リンクです。

質の低い被リンクが増えれば自分のWebサイトも質が悪いと判断されてしまうため、検索エンジンからの評価も下がってしまいます。

そのため、被リンクを増やそうとして無暗に質の低いリンクを大量に増やすのは逆効果となります。

質の悪い被リンクとして挙げられるのは、以下の通りです。

 

◎購入したリンク

◎自分のWebサイトと関連性が低いリンク

◎SEOを狙った相互リンク

◎ユーザーから見えないように装飾されているリンク

◎フッターに設置されているリンク

 

Googleは、検索順位の変更に影響を与える被リンクの売買を検索順位を下げる要因として公式に発表しています。

リンクを購入すれば思っているような効果は得られず、反対にペナルティを課せられる危険性があります。

掲載順位の下落やサイトが検索結果に表示されなくなる可能性があるので注意してください。

SEO対策としてはユーザーにとって役立つコンテンツを作成する方が有効だと考えられます。

 

 

良質な被リンクを獲得する方法

最後に良質な被リンクを獲得する方法を解説していきます。

 

高品質なコンテンツの配信

ユーザーにとって価値のあるコンテンツを配信することで良質な被リンクの獲得を目指せます。

ユーザーが魅力を感じて共有したくなるような情報を発信できれば、外部サイトからも自然な形で被リンクを貼ってもらえるはずです。

高品質なコンテンツの特徴として「E-E-A-T」が挙げられます。

Googleが検索品質評価ガイドラインで重要視している指標となり、以下の意味を持っています。

 

・E:Experience(経験や体験)

・E:Expertise(専門性)

・A:Authoritativeness(権威性)

・T:Trust(信頼)

 

これらの要素を満たすコンテンツを作成できれば、ユーザーからの評価が上昇して良質な被リンクの獲得につながります。

 

ニーズを把握する

コンテンツの数が多くても需要がない内容では意味がありません。

Webサイトの場合、自社の商品やサービスを紹介することに意識が向きがちです。

しかし、悩みにより沿っていなければ魅力を感じにくいです。

例えば、スキンケア用品を販売している会社の場合、商品を購入してもらうためにも商品をアピールすることは大切です。

しかし、商品のことばかり紹介する記事だと広告感があり、抵抗を感じやすい傾向にあります。

しかし、肌悩みに関する要因や具体的な対策方法などが紹介されていれば、ユーザーは興味を持ってWebサイトを巡ってくれます。

悩みを解決できるアドバイスがもらえる、検索意図を満たせる内容であることが重要なので、ユーザーが考えるニーズの把握が重要です。

関連キーワードや差へストキーワードから読み取る他、SNSを活用してユーザーの悩みや意見を把握したり、質問したりするのもおすすめです。

 

独自性のあるコンテンツの作成

自社で実施した調査結果やインタビュー記事、事例記事などは、具体的なデータや成果をもとにして書かれているので信頼性や権威性があると判断されます。

信頼できる情報源は、他のサイトの管理者やブロガーからも引用されやすいです。

特に独自の調査やアンケート結果は、情報の正確性を担保できるので、他サイトからも参照されやすいメリットがあります。

被リンクを増やすためにも、積極的に活用してみてください。

 

SNSの活用

良質な被リンクの獲得にはSNSの活用も有効です。

コンテンツをたくさんのユーザーに見てもらうのは良質な被リンクを増やすためにも基本的と言える方法です。

SNSでコンテンツを宣伝して良質なコンテンツだとユーザーに感じてもらえればシェアされる可能性も高くなります。

また、Webサイトにソーシャルボタンを設置するのもおすすめです。

Webサイト内にInstagramやX、YouTubeといったSNSボタンを設置すればコンテンツ拡散がしやすくなります。

ユーザーがコンテンツをシェアできるよう誘導できれば、自然な被リンク獲得が期待できます。

 

 

Google爆弾はSEO対策としては誤った施策です。

Googleのガイドラインに違反する可能性があり、検索順位の下落やインデックスされない要因にもなります。

SEO対策では、質の高いコンテンツの制作が重要です。

自然な被リンクを獲得できれば、Googleにも評価されやすくなるので、ご紹介した内容を参考にして良質な被リンク獲得を目指してみてください。