検索順位を左右する重要な要素となるのがGoogleアルゴリズムです。
しかし、その仕組みについて理解していない方もいるはずです。
また、定期的にアップデートが実行されており、その意図や影響について理解していないとSEOでの成果を見出すことはできません。
そこで今回は、Googleアルゴリズムについて解説していく他アップデートについて、その影響や必要な対策について解説していきます。
検索結果の変動に不安を感じている方やアップデートについて理解したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

Googleアルゴリズムとは

ユーザーが検索エンジンを利用した際に検索結果に表示されるコンテンツのランキングを決めるためのプログラムやルールをGoogleアルゴリズムと言います。
様々な評価項目をもとにしてAIがコンテンツをチェックしていき、ユーザーのニーズを満たせるような検索結果を探し出す役割があります。
そのため、ルールから逸脱したコンテンツは、取り締まり対象と認識されるため、検索結果画面に表示されない可能性があるため注意が必要です。
企業は、このGoogleアルゴリズムを理解してマーケティングに取り組むことで、集客や売上アップを狙えるようになります。

Googleアルゴリズムアップデートについて

Googleアルゴリズムアップデートは、検索アルゴリズムの重要な変更を行うことを指しています。
主に検索結果の品質を高めることが目的となり、アップデートが実行されれば、信頼性の低い情報やスパムサイトなどが排除されるため、ユーザーにとって関連性の高い信頼できるコンテンツが上位に表示されるようになります。
ただし、アップデートが実行されると、検索順位に多大な変化を引き起こすため注意が必要です。

アップデートが実施される理由

なぜ、アップデートが繰り返されるのか、その理由としては「ユーザーにとって最適な検索結果を表示するため」が最も大きいと考えられます。
検索した際、必要のない情報や全く関連性のない情報、怪しいサイトなどが表示されればユーザーの満足度は低くなってしまいます。
しかし、アップデートが実行されれば前述したように信頼性の低い情報やスパムサイトなどが排除されるため、ユーザーが検索したワードに対する関連性の高い情報が上位表示されるようになります。
そして、GoogleアルゴリズムはユーザーがWebサイトを閲覧する際の体験を評価する指標・検索エクスペリエンスの向上や検索結果の品質維持、向上のためにも定期的にアップデートが繰り替えされています。

アップデートが実施される頻度

アップデートは定期的に実行されており、その頻度は年に2~4回程度です。
大きなアップデートは数週間にわたって展開されることも多く、直近では2025年6月に大幅なアップデートがスタートし、7月に完了したことが発表されました。
2025年3月にもアップデートが行われ、AIによる概要の表示率の拡大が大きな変化として挙げられます。

アップデート実施を知る方法

Googleでは、日々検索結果のアップデートが行われていることが予想されます。
同じワードで検索をしても、日によって検索結果に表示されるコンテンツに変動があるのが理由の1つです。
しかし、小さなアップデートとは異なり、大きなアップデートに関しては、実施するタイミングがあらかじめ告知されます。
公式ブログやSNSなどで発表されるので、定期的にチェックするようにしましょう。
また、Search Engine JournalやMozといった業界のSEOニュースサイトでもピックアップされるケースが多いため、定期的に確認することで最新情報をキャッチできます。

Googleアルゴリズムアップデートの影響

Googleアルゴリズムアップデートが行われると、SEOに関する影響を企業は受ける可能性があります。
大きく分けると、以下の3つが考えられるでしょう。

・Googleランキング変動
・検索結果の品質と関連性
・Webサイトの品質や信頼性

アップデートによって検索結果やWebサイトの品質・信頼性がアップするだけではなく、Googleランキングへの影響が考えられます。
検索順位が変動し、大きく順位を落とすケースもあれば、上位圏外だったコンテンツが10位以内にランクインするケースもあります。
実際に、2025年6月に実行されたアップデートでは、期間の後半にかけて変動が大きくあったことがSemrushの調査によってわかっています。
上位10位に新しくランクインしたコンテンツのうち、16%以上がアップデート前には20位圏外だったと言われています。
検索順位の変動やトラフィックの増減などがあるため、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleを使い、変化がないか日々確認することが重要です。

アップデートで必要な対策

Googleアルゴリズムアップデートは定期的に実施されます。
そのたびに影響があるため、アップデートが行われても検索順位が落ちないような対策を施す必要があります。
アップデートに対する有効な対策方法をご紹介していきましょう。

ユーザーファーストなコンテンツ作りをする

コンテンツ作りにおいては、ユーザーが求めている情報を提供するのが重要なポイントです。
ユーザーの検索意図を満たしていることがユーザーファーストとなります。
例えば、知りたい情報を見つけるために検索をかけても、有益な情報を得られなければユーザーファーストとは言えません。
1つのコンテンツだけで必要な情報が得られれば、それ以上検索をする必要がなくなるため、検索が終わった時に検索意図が満たされたと判断できます。
つまり、自社のサイトを訪問したユーザーが自社サイトのみで検索を終了できる有益なコンテンツを作ることができればアップデートが行われてもダメージを受ける可能性は低くなると考えられます。

モバイルフレンドリーなデザイン

インターネットを利用する際に使う端末としてはパソコン以外にもスマートフォンが挙げられます。
モバイルからのアクセスは年々上昇しているため、モバイルフレンドリーなデザインにすると、利便性が良くなるためユーザーやGoogleからの評価を高めることが期待できます。

・適切なテキストサイズ
・適切な画像サイズ
・ページの読み込み速度
・広告表示量 など

上記ポイントを意識したモバイルフレンドリーなデザインを構築できるよう、コンテンツ作りに活かしてみてください。
直接的にSEOに貢献する対策ではありませんが、Googleの理念でもあるユーザーファーストに反しないコンテンツ作りをするためにも、重要な対策です。

E-E-A-T対策

Googleにおける「検索品質評価ガイドライン」で定義されているWebページを評価する基準の一種がE-E-A-Tです。
以下の4つの頭文字から成り立っています。

・E(Experience):経験
・E(Expertise):専門性
・A(Authoritativeness):権威性
・T(Trust):信頼性

これらを高めることで、アップデートに左右されない安定的に評価されたコンテンツを提供できます。
具体的な対策としては以下の通りです。

【経験】
・自分夫経験や体験をもとにする
・経験者へのヒアリングや口コミを取り入れる

【専門性】
・自社の専門性を活かしたテーマ
・専門家が関わってコンテンツを制作する

【権威性】
・著者や監修者情報を記載
・大手メディアに掲載される
・公共機関のサイトへの掲載

【信頼性】
・SSL対応のサイト作り
・Googleビジネスプロフィールの作成
・公開したコンテンツの定期的なアップデート

アップデートによって順位が下がった時の対応

Googleアルゴリズムアップデートの影響によってコンテンツの順位が下がってしまった場合、以下のポイントを意識して対応を行ってみてください。

流入数が下がったページを確認する

アップデートの影響がサイト全体なのか、もしくはページ単位なのかによって対策が異なります。
そのため、どの部分がアップデートの影響を受けているのか確認することが最初のポイントです。
確認は、Google Search Consoleから行います。
Google検索におけるWebサイトのパフォーマンスを監視・管理・改善するためのツールで、SEO対策に役立てることが可能です。
アップデートが実施された前後2週間で、どの程度の変動があったのかをチェックし、流入数が下がっているページを特定しましょう。
各ページのアップデートの影響度合いが数値でわかるため、改善施策の優先順位を付けられます。

ページのキーワード検索順位とCTRのチェック

流入数が下がっているページが特定できたら、減少している要因となるキーワードの検索順位やCTRの変動を確認します。
これらも、Google Search Consoleでの確認が可能です。
検索順位が下がっている、CTRが減少しているキーワードをチェックしましょう。

検索上位との比較

上記で流入数が減少しているページの要因を確認できます。
検索順位のダウンが流入数減少の原因であれば、検索上位の競合サイトと自社のサイトを比較して、不足している要素があるか、ユーザーの満足度につながっていない部分がないか分析していきましょう。

・内部対策の充実度
・コンテンツの充実度
・コンテンツの独自性
・E-E-A-T対策

などを分析し、改善点を見出してみてください。

回復には時間がかかる

検索順位の回復には時間がかかります。
順位が大きく下落していれば多くの時間を要するため、該当するページの検索順位やクリック率などは、定期的にチェックし続ける必要があります。
2ヶ月~3ヶ月程度で改善されることもあれば、半年以上の期間が必要となるケースもあるので、早めに対策を始めた方が回復する期間も短くなるはずです。

今回は、Googleアルゴリズムアップデートについて解説してきました。
Googleの検索結果で上位表示されれば、より多くのユーザーに自社のサイトを見てもらえます。
しかし、定期的にアップデートがあり、例え上位にランクインしていたとしても何らかの理由でランキング圏外になる可能性があります。
反対に、ランキング圏外だったコンテンツが上位表示される可能性もゼロではありません。
ユーザーファーストなコンテンツ作りを心掛け、E-E-A-T対策やモバイルフレンドリーを意識することで、アップデートに左右されないサイトの構築が可能です。
今回ご紹介した内容を参考に、対策を施してみてください。