何度もWeb広告を出しているのに思ったような反応が得られない、Web広告を検討しているが種類が多くて迷ってしまう・・・そんな悩みを抱えている人も多いでしょう。
この記事ではWeb広告の種類や特徴、費用相場についてご紹介します。

Web広告の種類

Web広告にはいくつか種類があります。
ここでは利用されることの多いWeb広告を8つ、取り上げました。

◎ディスプレイ広告
◎リスティング広告
◎ネイティブ広告
◎動画広告
◎SNS広告
◎メルマガ広告
◎記事広告
◎アフィリエイト広告

それぞれの特徴をみていきましょう。

ディスプレイ広告

Webサイト内に表示される広告で、「バナー広告」とも呼ばれます。
動画や画像、テキストなどを用いて視覚的に訴求できるので、ブランディング効果が高いです。
すでに商品やサービスを知っている人よりも、知らない人へ向けた広告を出したい場合に利用されることが多いです。

リスティング広告

ユーザーが検索したキーワードに応じて表示される広告をリスティング広告といいます。
表示されるのは検索結果の上部や下部で、「検索連動型広告」とも呼ばれます。
検索するほど関心の高いユーザーを対象としているので、成果を出しやすいのが特徴です。

ネイティブ広告

Webページのデザインに溶け込み、記事やコンテンツと一体化した広告をネイティブ広告といいます。
違和感が出にくいため視認性が高く、ユーザーに受け入れられやすいです。
潜在顧客へのアプローチに効果的な広告といえるでしょう。

動画広告

YouTubeなどの動画配信サイトで表示される広告で、動画の視聴前や途中で広告が流れます。
映像・音・テキストを組み合わせられるので、商品やサービスの表現度が高いのが魅力です。
視覚的に訴求しやすく、より多くの情報をユーザーに伝えられます。

SNS広告

X(旧Twitter)やInstagramなどのSNS上に配信する広告を指します。
ターゲット層を細かく絞り込めるのが特徴で、ポスト内容やフォロー傾向などからも可能。
アプローチしたいユーザーの属性に合わせたSNSを選ぶことで効果を発揮しやすくなります。

メルマガ広告

既存のメルマガに広告を掲載し、配信する方法です。
ターゲットとなる特定のユーザーにピンポイントで訴求できます。
メルマガの購読を希望している人に対して直接的にアプローチするため、成果が出やすいのが特徴です。

記事広告

記事広告とは、コンテンツの通常記事と同じようにWebサイト上に掲載されるものをいいます。
「PR記事」や「タイアップ広告」とも呼ばれ、記事の冒頭に「PR」「広告」などと明記されます。
コンテンツに合わせてつくられるため、読者に違和感なくアプローチできるのが特徴です。

アフィリエイト広告

メディアやブログなどで自社の商品やサービスを紹介してもらう方法がアフィリエイト広告です。
広告を通じて第三者が商品やサービスを購入した場合にのみ報酬が発生し、紹介者に支払われることから「成果報酬型広告」とも呼ばれます。
アフィリエイト広告は個人で契約するほかに、広告主と紹介者との仲介サービスを行っているアフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)と契約する方法もあります。

 

Web広告の課金方式

Web広告にはいくつもの種類があり、形式もそれぞれです。
費用のかかり方も個々で違いがあるもの、大きく2つの方式に分けることができます。
それが買い切りタイプと成果基準タイプです。
それぞれ詳しくみていきましょう。

買い切りタイプ

Web広告を掲載する枠や期間において、一定回数の広告を表示する権利を買うのが「買い切りタイプ」です。
指定したスペースに1日単位で掲載権利を購入するので、確実性が高いです。
次の課金方式がこの買い切りタイプに該当します。

◎掲載期間保証型
◎インプレッション保証型
◎PV保証型

Web広告の枠や期間が保証される一方で、たとえ効果が出なくても費用が発生するので注意が必要です。

成果基準タイプ

期間ではなく、Web広告の表示回数やクリック回数などで費用が発生するのが「成果基準タイプ」です。
広告表示のほかに、商品やサービスが購入されるなどの反応が起きた数に応じて費用が変わってきます。
次の課金方式が成果基準タイプに該当します。

◎インプレッション課金型(CPM)
◎クリック課金型(CPC)
◎エンゲージメント課金型

成果基準タイプは広告と効果が連動するため、まずはニーズに合った広告を制作しなければなりません。

 

Web広告の費用相場

では続いて、Web広告の一般的な費用相場をみていきましょう。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告はインプレッション課金(CPM)またはクリック課金(CPC)が採用されることが多いです。
相場は次の通り。

◎CPM:数十円から数百円
◎CPC:数円から数十円

CPCはユーザーがクリックしなければ費用はかかりません。
とはいえ、他社の広告状況によってはコストがかさむ場合もあります。
また、これはあくまでも一般的な相場となり、大手のメディアやサイトに出稿する場合はもう少し高くなる傾向があります。

リスティング広告

リスティング広告ではCPCでの課金が一般的です。
費用相場は数円から数十円ですが、ユーザーがクリックするごとに費用が発生するため、人気の高いキーワードを設定しているとコストが増えることも。
キーワードの設定やWeb広告の配信対象をしっかり絞り込んでおくことが重要です。

ネイティブ広告

ネイティブ広告は、買い切りタイプ・成果基準タイプの両方の課金方式が使われるため、個々のケースによって費用が大きく変わります。
一般的な費用相場は次の通り。

◎CPM:数百円から数千円
◎CPC:数十円
◎掲載期間保証型:数十円から数百円×想定クリック数

ネイティブ広告の費用は、広告の目的や形式、対象のユーザー層はもちろん、配信先の媒体やプラットフォームにも依存するため事前によく確認する必要があるでしょう。

動画広告

動画広告は広告主による要件や目標の設定により費用が変動しやすいです。
また、動画の長さや広告の種類によっても変わります。
一般的には動画が再生された回数によって費用が発生するCPMを採用している場合が多いです。
相場は次の通り。

◎1回再生されるごとに数円から数十円
◎1,000回再生されるごとに数十円から数百円

これらに加え、動画制作にかかる費用も必要です。

SNS広告

SNS広告では表示回数やクリック回数に加え、「いいね」やアプリなどのインストールの数によって費用が発生する課金方式を採用することが多いです。
費用相場はそれぞれ数十円から数百円が一般的です。
ほかの広告に比べると安価ですが、予測がつきにくいのもSNS広告の特徴です。
上限を設けるなどして予算をオーバーしないような運用が必要でしょう。

メルマガ広告

メルマガ広告の費用相場は、元となるメルマガの人気度や媒体によって異なります。
人気が高かったり、購読者が多かったりすると費用が膨らむことも。
相場は次の通り。

◎配信課金:数円から百円
◎一斉配信:数円から数十円
◎CPC:数百円

配信課金とは配信数に応じて単価が変動する課金方式です。

記事広告

記事広告は記事そのものの内容や、出稿する媒体によって費用が変わります。
商品やサービスの紹介や導入事例などの一般的な記事のほかに、対談やインタビュー、企業や現場などの訪問など、取材が必要になる場合は記事作成だけでも費用がかさみます。
また、媒体の選び方によっても費用が変わってくるため注意が必要です。
知名度の高いサイトなどの場合、100~200万円ほどかかるケースもあります。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告では、Web広告から商品やサービスを購入することで費用が発生する方式です。
費用相場は売り上げの数%から30%ほどで、成果報酬として紹介者に支払われます。
ASPを利用してWeb広告を行った場合は、成果報酬のほかに初期費用と月額利用料がかかってきます。

Web広告で成果を出すには?

Web広告にはいくつもの種類があるため、ついあれもこれもと出稿してしまいがちです。
しかし費用をかけて広告を行うからには成果を出さなくてはなりません。
ポイントはバランスよく、さまざまな媒体にて運用することです。
Web広告を行うと、自社の商品やサービスについて関心を持った人について、具体的な数値で知ることができます。
細かく測定し、ニーズに合わせて広告の改善が可能です。
Web広告を行っただけで安心せずに、定期的にチェックと改善を行うことが成果につながります。

Web広告にはさまざまな種類があり、同じ内容でも形式によって成果の出方が変わってきます。
Web広告を検討している場合はまずバランスよく出稿し、反応を測定してみることから始めるといいでしょう。