インターネット上の口コミやSNS、掲示板などでネガティブな情報が拡散されると、企業の信用や採用活動、売上に大きな影響を与えることがあります。
そのため、風評対策の重要性は年々高まっていますが、「専門業者に依頼しないと対応できないのでは?」「自社でできる対策はあるのだろうか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、自社で対応できる風評対策やメリット・デメリット、専門業者へ依頼すべきケースについてわかりやすく解説します。
風評対策は自社で対応できる?
風評被害に遭った場合や風評被害に遭う前の対策として、自社で対応を取ることは可能です。
具体的にどのような対応を自社でできるのか、逆に自社対応が難しい対策についても解説していきます。
自社で対応できる風評対策
自社で対応できる風評対策として、以下が挙げられます。
- 自社サイトやオウンドメディアの強化
- SNSや口コミサイトの定期的な監視
- 正確な情報の発信
- 問い合わせ・クレームへの迅速な対応
自社サイトやオウンドメディアを強化して検索結果の上位表示を維持したり、正確な情報を発信したりすることで風評被害を抑えることが可能です。
また、SNSや口コミサイトなど風評被害につながる投稿をされる可能性があるサイトを定期的に監視すれば、万が一根も葉もない噂の投稿をされたとしても、迅速に対処できます。
さらに、問い合わせやクレームへ迅速な対応を取ることも風評対策につながります。
いい加減な問い合わせ対応や聞き流すようなクレーム対応などは、消費者からマイナスな印象を持たれるだけでなく、口コミサイトなどに悪い評価を書き込まれる可能性があるため、未然に防ぐことが大切です。
自社対応が難しい風評対策
自社だけで対応するのが難しい風評対策にも様々な種類がありますが、特に難しいとされているのが、すでに発生している風評被害への対策です。
すでに風評被害が広まっており、事業にも影響を及ぼしている場合は、自社だけで解決しようとしても鎮静化ができなかったり、さらなる炎上につながったりする恐れがあります。
例えば社内での事件・事故に関する風評被害はメディアや世論に大きく広がってしまうことが多いため、風評対策を行うには専門家による対策が必要です。
また、ネット掲示板への書き込みやSNSの情報などが風評被害の原因となっている場合、法的な知識やスキルだけでなく、ITに関する知識も必要となります。
自社対応が難しい場合は、専門業者への依頼を検討してみてください。
風評対策を自社で対応するメリット
風評対策を自社だけで行った場合のメリットは、以下のとおりです。
コストを抑えられる
自社対応による一番のメリットは、コストを抑えられる点です。
風評対策を専門業者に依頼した場合、逆SEO対策だと月に10~20万円、サジェスト対策だと月に5~20万円ほどが相場となります。
また、風評対策は長期的に取り組む場合が多く、中小企業だとかなり大きなコストに感じてしまうかもしれません。
自社対応であれば毎月発生するコストも抑えることが可能です。
自社の状況を踏まえて対応できる
自社で対応するメリットとして、自社の状況を踏まえて対応できる点も挙げられます。
風評対策を外部の業者に依頼した場合、業者にまず自社の状況を説明する必要があり、その分時間を取られてしまいます。
一方、自社だけで対応する場合は事前に自社の状況は把握しており、その状況も踏まえた上で適切な対応を取ることも可能です。
情報が社内だけに留まるため、第三者が介入することによる情報漏洩のリスクがないのもメリットと言えます。
社内に風評対策のノウハウを蓄積できる
社内に風評対策のノウハウを蓄積できる点もメリットになります。
業者に依頼をするとすべて業者にお任せする形となるため、風評対策に関するノウハウは身につかないことが多いです。
しかし、自社ですべて風評対策を行うようにすれば、「○○の場合はまず△△をした方がいい」と適切な対応が理解できるようになり、ノウハウが蓄積されていきます。
ノウハウの蓄積とマニュアルを活用すれば、他の従業員でも対応できるようになるでしょう。
風評対策を自社だけで対応するデメリット
風評対策を自社だけで対応するメリットを紹介しましたが、その一方でデメリットも存在します。
ここで、自社対応によるデメリットを解説していきましょう。
専門知識が必要
風評対策は自社対応ができるものもありますが、逆SEO対策やサジェスト対策、法的措置などは専門知識を持っていないと対応が難しくなります。
例えば、自社に対して悪質な投稿が見られる場合、その投稿に対して安易に反論をしてしまうと、炎上につながる可能性もあります。
法的な知識が必要になる場面も多いため、専門知識が必要な領域は風評対策業者に依頼した方が良いでしょう。
対応に時間と人的リソースを取られる
風評対策を自社だけで行おうとすると、その分時間と人的リソースがかかってしまうため注意が必要です。
例えば、悪質な書き込み・投稿がないかチェックする際も、誰かが毎日監視ツールを活用して調べていかなくてはなりません。
中小企業では風評対策に人的リソースをかけられないという場合もあるはずです。
また、風評対策は時間と手間がかかる割に、効果がきちんと見込めるか保証されていません。
そのため、仮に風評対策の担当者を置いたとしても、精神的な負担が大きくなってしまいます。
誤った対応で被害が拡大する可能性がある
専門的な知識を必要とする風評対策では、誤った対応をすることにより被害が拡大する可能性があります。
例えば悪質な書き込みに対して風評被害を抑えようと安易に書き込んでしまった場合、その書き込みを発端として炎上につながるかもしれません。
正しい風評対策を行うには専門知識やノウハウが必要であり、自社だけでの対応が難しい場合もあるでしょう。
どのような風評対策で業者への依頼を検討すべき?
自社だけだと風評対策は難しい場合もあることを紹介してきましたが、実際に業者へ依頼する場合、どのようなケースが起きている時に検討すべきなのでしょうか?
ここで、業者への依頼を検討すべき風評対策のケースを紹介します。
検索結果にネガティブな情報が表示され続けている
業者への依頼を検討すべきケースとして、検索結果にネガティブな情報が表示され続けている場合が挙げられます。
例えば検索結果の上位にネガティブな情報が記載されたサイトがあった場合、ユーザーはそのサイトを閲覧する可能性が高く、そこから自社の評判が下がってしまう恐れがあります。
ネガティブな情報をできるだけ上位に表示させないようにするためには、逆SEO対策やサジェスト対策が必要です。
これらは専門的な知識が必要な風評対策でもあるため、業者に依頼することを検討すべきでしょう。
誹謗中傷や事実無根の投稿が拡散されている
誹謗中傷や事実無根の投稿がすでに広まっている状態の時も、自社だけで対応するより業者に依頼した方が良いです。
風評被害がすでに広まっているケースだと、自社だけで拡散を食い止めることは難しく、被害がさらに広がってしまうリスクがあります。
このような場合は迅速かつ適切な対応が必要となるため、業者に依頼するのがおすすめです。
風評対策は自社だけで行うことも可能ですが、自社だけでできることと難しいことがあります。
自社だけで対応すれば外注コストを抑えられますが、その分適切な対策を講じるのが難しかったり、対応に膨大な時間と人的リソースを割かなくてはいけなくなったりするため、注意が必要です。
自社で風評対策に取り組む際は、できること・難しいことを把握しておき、難しい部分は風評対策の専門業者へ任せてみましょう。





















