企業の危機管理として、近年必須となっているのがネットの誹謗中傷対策です。
しかし、具体的な対策内容や費用についてわからないこともあるでしょう。
そこで今回は、対策費用の相場や誹謗中傷の種類、企業に与える影響まで詳しくご紹介していきます。
誹謗中傷対策の依頼を検討しているなら、ぜひ参考にしてみてください。

誹謗中傷の種類

続いては、ネットでみられる誹謗中傷の種類をご紹介します。
被害内容によって対策方法が変わるため、理解しておくと良いでしょう。

TwitterをはじめとするSNS

Twitterをはじめ、InstagramやFacebookなどのSNSで誹謗中傷被害を受けるケースは非常に多くあります。
特にTwitterはリツイート機能があることから、被害が急速に拡大しやすいツールです。

YouTube

近年、YouTubeなどの動画投稿サイトで、名指しで誹謗中傷を受けたり、プライベートを公開されたりする被害が増えています。
傾向としては、影響力のあるYoutuberや芸能人がターゲットになりやすいです。

まとめサイト

まとめサイトでも、誹謗中傷被害を受けることがあります。
根拠のない噂を記載されたり、自分の写真を勝手に掲載されたりと、その被害内容は様々です。

Google検索のサジェストワード

サジェストワードとは、検索ワードの後ろにスペースを入力すると自動表示される検索候補のことです。
ネガティブなサジェストワードが表示されることで、風評被害を受けることも少なくありません。

ネットの誹謗中傷対策にかかる費用の相場は?

ネットの誹謗中傷対策にかかる費用は、依頼内容によって異なるため、依頼する前に対策ごとの費用相場を把握しておきましょう。

逆seo対策

逆seoとは、誹謗中傷とみられるネガティブな内容が書きこまれたサイトを、googleなどの検索エンジンの上位に表示されないようにする対策のことで、プライム(prim.ltd)でも人気が高いです。
会社や商品、サービスを検索する際、多くのユーザーは、上位に表示されているサイトから閲覧するため、風評被害を受ける恐れがあるサイトの表示をできるだけ下位にすれば、リスクを抑えられます。
この逆seo対策にかかる費用はキーワードによっても異なりますが、月に10万~30万円程度が相場です。

サジェスト対策

サジェスト対策は、ユーザーに見せたいキーワードと、見られたくないキーワードを調整します。
ネガティブなワードがサジェストに表示されないように、削除を依頼することも可能で、費用は月に5万~10万円程度が相場です。

監視

誹謗中傷が起きやすいTwitterやInstagramなどで、ネガティブな発言や不評被害につながるようなものがないか監視してもらう方法です。
監視を行う媒体や報告頻度、対象とするキーワードなどによって費用が異なるため、月に1万~30万円程度と相場には開きがあります。

企業がネットで誹謗中傷を受けると…

企業が誹謗中傷を受けると、どのような影響があるのかご紹介します。

企業の信用を損ねる

経営状態に問題がなかったとしても「○○会社は赤字続きだ」「○○会社はもうすぐ倒産する」といった内容が投稿されれば、顧客や取引先から敬遠されたり、金融機関から融資を受けにくくなったりする恐れがあります。
また、苦労して開発した自社ブランドも「△△社のパクリだ!」などの風評被害を受ければ、イメージダウンにつながるでしょう。

収益が減る

ネガティブな意見が多いお店や商品を、わざわざ利用したいという人は少ないです。
例えば飲食店なら「不味い」「不衛生」、家電メーカーなら「欠陥がある」「すぐ故障する」といった噂が拡散されると、収益面で大きなダメージを受けることになります。
風評被害だったとしても、一度悪い印象を持たれてしまうとそれを払拭するのは難しいものです。

社員のモチベーションが低下する

インターネット上に会社の悪評が広まると、社員のモチベーションが低下することも心配されます。
中には、自分が働いている会社を誹謗中傷するケースもあり、それが発覚した場合は一緒に働いていた社員のモチベーションが著しく低下し、生産性の低下や退職希望者の増加につながるかもしれません。

採用活動に支障が出る

「○○はブラック企業」または「○○ではパワハラが横行している」というような投稿は、採用活動にも影響を及ぼします。
現在、少子高齢化によって労働人口は減少の一途をたどっており、ただでさえ採用活動が困難になっている中での誹謗中傷は、企業にとって非常に大きな痛手です。
有能な人材を確保できなければ、企業の将来性も危ぶまれる状況となります。

 

ネットの誹謗中傷は、企業の信用や収益、従業員の雇用、将来性などに大きな影響を与えます。
近年はSNSの普及によってネガティブな情報は瞬く間に拡散されてしまうため、誹謗中傷を受けた場合は迅速な対応が必要です。
とはいえ、対策を間違えると逆効果になったり、ペナルティを受けたりすることもあります。
逆seoのようにgoogleなどの検索エンジン上で行う方法なら安全で確実な対策が取れるため、ぜひプライム(prim.ltd)までご相談ください。
社内に専門の部署を設けることも可能ですが、対応が遅れると収束させるまでに余計な時間やコストがかかってしまいます。
自社での対策に不安を抱えている場合は、ネットの誹謗中傷対策を専門に取り組む企業に依頼することをおすすめします。